場所　設楽町田口　奥三河総合センター裏
お問い合わせ先　奥三河郷土館
電話　0536-62-1440
交通　設楽町役場より車で１キロまたは３分
地域の歴史・自然・文化・民族を知る上で、貴重な資料を保存する奥三河郷土館の屋外施設。
町内を中心とした地域から収集・寄贈された石仏神430体余りが、およそ700mの遊歩道沿いに配置されている。
当時は、地域住民に崇め奉られていた石仏神も、時代の流れにより祀られなくなり放置されるものが増えてきたことから、それらを保護するために収集されたものである。
奥三河地域には古くからの石仏が所在し、その種別も地蔵・観音のように仏教の教義に基づくものから、山神・水神などのように自然神に関連するもの、あるいは現在ではその性格が不明確になってしまった俗神信仰に関するものまで、40種類以上の多種に及んでいる。今日では篤信者により祀られるようになり、石仏遊歩道は散策や鍛練の道として多くの方に親しまれ、石仏研究の場、あるいは観光の名所としても広く知られている。

by shitara